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文部科学大臣、大学入学共通テストでの英語民間試験と記述式問題の導入断念へ

大学入学共通テスト
※イメージです。

本日の報道(共同通信社)に拠りますと、萩生田文部科学大臣は、2025年1月以降の大学入学共通テストでの英語民間試験と記述式問題の導入を断念する、とのことです。

7月8日の報道では、文部科学省の有識者会議は、英語民間試験と記述式問題導入の実現性の難しさを提言としてまとめ、文部科学大臣に提出した、とのことでしたので、本日正式に導入断念が確定したということになるかと思います。

大学進学塾としましては、近い将来の2025年1月以降、英検を始めとする英語民間試験が、中高生にとっていかほどの重要性・必要性を持ちうるのか、強い関心を持っておりましたが、必ずしも必須なまでには必要ではないという理解に至りました。

ただ、英語4技能5領域の総合的な英語力を重視する流れに、大きな変化はないであろうと思われ、引き続き、国公立大、私大の入試問題傾向やその変化に注視していくことは、生徒の第一志望合格を支援する上で不可欠であると思います。特にスピーキング(やりとりと発表)力がいかに評価されることになるのか、あるいは全く評価されない従来通りであるのか、こちらも注視してまいります。

記述式問題の導入断念ということに関しては、完全マークシート方式の共通テスト、記述中心の国公立大2次試験、大学毎に記述の有無・多寡が異なる私大入試、と三者三様の個性があり、受験する生徒側には分かりやすく、それぞれに対策も立てやすいのではないかと思われます。

今後、どのような追加記事がわかりませんが、現状での感想を述べました。

(参考記事)共通テスト英語民間試験と記述式を断念へ (msn.com)

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